ピル(経口避妊薬)の服用をやめてから、妊娠するまでどのくらいかかるのか、気になっている方もいるでしょう。
結論から言えば、ピル中止後、早ければ最初の排卵で妊娠する可能性があります。
本記事では、ピルをやめてから排卵や生理が再開するまでの期間や体とホルモンの変化、そして最短で妊娠するための工夫について分かりやすく解説します。
神経管閉鎖障害(赤ちゃんの脳の一部が欠ける・背骨から脊髄が出る等)の対策として、医師や厚生労働省は妊娠前に十分な葉酸を摂取して葉酸濃度を高めるよう勧めています。
ただし、体の中に十分な葉酸を蓄えるにはおよそ1か月ほどかかります。つまり、妊娠に気付いたタイミング(多くは妊娠5〜6週目)から飲み始めても、必要な量に間に合わないかもしれません。
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江川 美穂
不妊治療の専門家兼NPO法人日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラー。大学卒業後、不妊治療に興味を持ち、不妊治療を研究している医療機関を徹底的に調査して分析。自身も不妊治療を経験し、現在は一児の母。

原田 美由貴
自身も不妊治療を経験。「子どもを授かりたい」という強い思いから、不妊治療に特化した数多くの医療機関を受診。体外受精やホルモン治療など、さまざまな治療法に取り組んできた実体験をもとに、不妊に悩む方々に寄り添う記事を執筆。現在は二児の母。
ピル服用中止直後に妊娠した例はある?
ピルの服用をやめると早ければ2〜3週間以内に排卵が再開します。つまり、そこで受精すれば最初の月経を待たずに妊娠が成立する可能性もあります。
ただし、これはあくまで「最短では可能」という話であって、全員がすぐに妊娠できるわけではありません。ここでは、一般的なケースについて確認していきましょう。
3ヶ月以内に90%以上が排卵再開
ピル中止後、ほとんどの女性(90%以上)は3ヶ月以内に排卵機能が回復する傾向が見られました。
また、同研究では長期間ピルを飲んでいても将来的な妊娠しやすさ(妊孕性)に大きな影響はなく、ピルの使用期間が不妊の原因になることはないとも結論づけられています。
なお、排卵が戻る時期には個人差があるので、なかなか自然な月経周期に戻らなくても過度に心配する必要はありません。しかし、以下の特徴に当てはまる方は念のため婦人科を受診して相談すると安心です。
- ピル中止後3ヶ月以上生理が来ない
- 基礎体温を測っても排卵の兆候が見られない
- もともと生理不順だった
ピルやめたあと生理はいつ来る?ホルモンの変化を解説
ピルをやめると体内のホルモン環境が徐々に「体内で自然に作られるホルモン」へとリセットされますが、その過程で一時的に体調や気分に変化が起こることがあります。
- ピルをやめた後のホルモンの動き
- ホルモンバランスの変化による症状
ここでは、ピルとホルモンの関係について見ていきましょう。
ピルをやめた後のホルモンの動き
低用量ピルにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が含まれています。
服用中はこれらが排卵を抑制していましたが、ピルの服用を中止すると、体内に入っていたホルモンが急激に減少し、体は自分自身のホルモン分泌を再開します。
ピルをやめた後~排卵再開するまでの流れ
ピルをやめると、外から取り入れていたホルモンが急激に減少し、数日〜数週間以内に「消退出血(排卵を伴わない人工的な生理のような出血)」が起こります。
それをきっかけに、脳から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され、卵巣が再び卵子を育て始めます。
その卵胞が成長するとエストロゲンを分泌し、一定量を超えた時に黄体形成ホルモン(LH)が急に増える現象(LHサージ)を起こすのです。
このLHサージによって卵胞が破れ、排卵が再開されます。
ホルモンバランスの変化による症状
こうして排卵〜月経のサイクルが自然に戻っていきますが、体はその変化に慣れるまでの間、一時的に体の不調を感じることもあります。
- 月経不順・無月経
- 頭痛やめまい
- 胸の張り・乳房の痛み
- PMS(月経前症候群)
- 肌荒れ・ニキビ
- 一時的な抜け毛
次の章で詳しく解説しますが、これらの症状は数週間~数ヶ月経つと落ち着くことが多いです。
症状によるストレス・不安・体の負担が大きい場合は、無理せずに医療機関を受診してくださいね。
ピルやめたあとの体調の変化
続いて、ピルをやめて妊娠に至るまでに起こりうる体の変化を項目別に見ていきましょう。
- 月経周期の変動
- 排卵と妊娠可能性の復活
- ホルモンによる体調の変化
- 肌の変化
- 体重の変化
- 感情・エネルギーの変化
- 生理痛・PMSの復活
それぞれの変化について、ポイントを解説します。
月経周期の変動
1つ目は「月経周期の変動」です。
ピル中止後、体は自力でホルモンを分泌して月経周期を作り出そうとしますが、最初の数周期は月経が不規則になったり、一時的に止まったりすることがあります。
しかし、ほとんどの場合は数ヶ月で規則正しい周期に戻るので、過度な心配は不要です。
また、生理痛が再発したり、経血量が元の多い状態に戻ったりすることもあります。
長くピルを使っていた人ほど変化を強く感じやすいので、これらの症状が日常生活に支障をきたすほど辛い場合は、産婦人科を受診してみてください。
排卵と妊娠可能性の復活
2つ目は「排卵と妊娠可能性の復活」です。
繰り返しになりますが、ピルをやめるとすぐに排卵が再開し、妊娠できる状態になります。
排卵さえ再開してしまえば、妊娠のしやすさはピル非使用時とほぼ同じレベルに戻ると考えられているので、「ピルをやめた直後だから受精しづらい」ということは基本的にありません。
ただし、体が排卵ペースを取り戻すまでに数周期かかる場合もあるため、「排卵はしているけどタイミングが合わずすぐには妊娠に至らない」というケースもあります。
妊娠を希望する場合は、焦らずに妊活を続けましょう。
ホルモンによる体調の変化
3つ目は「ホルモンによる体調の変化」です。
ホルモンバランスの変化によって、軽い倦怠感や疲れやすさ、前述の頭痛、めまい、乳房のハリなどを感じることもあります。
これらは身体がホルモンの変化に適応しているサインで、たいていは時間とともに落ち着きます。
また、排卵のある人の中には排卵痛(排卵時に下腹部がチクチクするような痛み)を感じる方もいるようです。
排卵痛自体は病的なものではなく、排卵が起こっているサインなので心配する必要はありませんが、痛みが強かったり長引いたりする場合は医師に相談してください。
肌の変化
4つ目は「肌の変化」です。
ピルには皮脂の分泌を抑えてニキビを改善する効果があるので、中止後に皮脂分泌が増えて肌荒れしやすくなる人もいます。
特に思春期〜20代でピルを始めた方は、ピルで安定していた分、急にニキビが増えて戸惑うかもしれません。
また、一時的に肌の乾燥を感じることや、妊娠に向けたホルモン変化で一時的にお肌が敏感になるケースもあります。
これらは永続的な変化ではなく、ホルモンバランスが整うにつれて数ヶ月で落ち着くことが多いので、スキンケアや生活習慣などを見直しつつ様子を見ましょう。
体重の変化
5つ目は「体重の変化」です。
ピル自体は直接的に体重を大きく増やすものではありませんが、ホルモンによるむくみ(体内の水分保持)や食欲の変化が体重に影響するケースもあります。
その変化は、むくみが取れて体重が減る人もいれば、逆にホルモン変化で食欲が増し体重が増える人もいるなど、個人差が大きい部分です。
ピル中止後に体重の変化があっても神経質になりすぎず、バランスの良い食生活と適度な運動を心がけることで健康的な体重を維持しましょう。
感情・エネルギーの変化
6つ目は「感情・エネルギーの変化」です。
ピル服用中はホルモンが一定に保たれていたため安定していた気分が、中止後は自分のホルモンサイクルにより情緒不安定になったり、落ち込みやすくなったりすることもあります。
例えば、「生理前にイライラする」「理由もなく涙が出てくる」といったPMS的な気分変動が戻ってくるかもしれません。
また、「なんだか疲れやすい」「朝起きるのがだるい」などの状態になる人もいれば、ピルで感じていただるさが改善する人もいるようです。
これらも新しいホルモンバランスに体が慣れるにつれて安定するものなので、自分の体の声を聞きつつ、無理せず過ごしましょう。
生理痛・PMSの復活
7つ目は「生理痛・PMSの復活」です。
ピル服用前にPMSに悩まされていた人は、生理前の胸の張り、むくみ、頭痛、イライラなどの症状が再び起こるかもしれません。
ただし、最近はPMS対策としてサプリメントや漢方などが増えてきているので、ピル以外の方法で緩和させると良いでしょう。
同様に、生理痛がピルによって軽減されていた場合、中止後の生理で痛みがぶり返すことがあります。
鎮痛剤の使用や温罨法(おんあんぽう)などセルフケアで対処しつつ、どうしてもつらいときは医師に相談してください。痛み止めの処方や、必要に応じて他の治療を提案してもらえます。
ピル服用中止直後は妊娠しやすい?【ピルやめたあとの妊娠確率】
ピル中止後の妊娠確率は、ピルを服用していなかった人の妊娠確率とほぼ同等と考えられています。つまり、ピルを長く飲んでいたからといって、その後妊娠しづらくなる心配は基本的にないのです。
実際、海外の調査では、ピル中止後に子どもを希望した女性のうち約46%が3ヶ月以内に妊娠し、約80%が1年以内(13ヶ月)に妊娠したと報告されています。これは一般的な夫婦の妊娠確率とほぼ同じです。

また、厚生労働省による「経口避妊薬(OC)の安全性についてのとりまとめ」では、ピル中止後1年での累積妊娠率は経産婦・未経産婦ともに81〜90%程度で、不妊症の発生頻度も一般夫婦と同程度とされています。
これらの数字からも、ピルが将来の妊娠に悪影響を与えないと言えるでしょう。
ピルやめてから妊娠するまでの最短計画
「もともと生理不順で排卵しにくい体質」「子宮や卵巣の病気治療歴がある」「35歳以上である」といった場合は、早めに婦人科のサポートを受けながら計画的に妊活を進めたほうが効率的なこともあります。
- ピルやめた後の健康チェック
- 月経周期の観察
- 規則正しい生活習慣を整える
- メンタルのケア
- 医療サポート
- 妊娠のタイミング・計画
体と心の準備をしっかり整え、早期の妊娠につなげたい方は是非参考にしてください。
ピルやめた後の健康チェック
1つ目は「ピルやめた後の健康チェック」です。
これまで見てきたように、ピルをやめると心身に変化が起こるケースも珍しくありません。
自分の健康状態をしっかりチェックしたい方は、ピルをやめる前後に健康診断や婦人科健診を受けておくと安心です。
血圧や体重のチェックに加え、必要に応じて血液検査でホルモンバランスなどを確認してもらいましょう。
月経周期の観察
2つ目は「月経周期の観察」です。
ピル中止後、最初の本来の月経が来るまで少し時間がかかります。また、しばらくは周期が安定しないケースもあります。
そのため、生理が来たら日付を記録し、以降も周期が安定するまで観察を続けましょう。あわせて基礎体温やおりものの変化などもメモしておくと、排卵の有無を把握しやすいです。
「きちんと排卵しているかな?」と不安な場合は、後述する市販の排卵検査薬を使うことで、妊娠に最適なタイミングを掴みやすくなります。
規則正しい生活習慣を整える
3つ目は「規則正しい生活習慣を整える」です。
妊娠しやすい体を作るために、規則正しい生活は何よりも大切です。
具体的には、栄養バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠と適度な休息を心がけましょう。
特に妊活中・妊娠前には葉酸や鉄分、カルシウム、ビタミンDなどを多く摂取することで、赤ちゃんの健康な体作りに役立ちます。
神経管閉鎖障害(赤ちゃんの脳の一部が欠ける・背骨から脊髄が出る等)の対策として、医師や厚生労働省は妊娠前に十分な葉酸を摂取して葉酸濃度を高めるよう勧めています。
ただし、体の中に十分な葉酸を蓄えるにはおよそ1か月ほどかかります。つまり、妊娠に気付いたタイミング(多くは妊娠5〜6週目)から飲み始めても、必要な量に間に合わないかもしれません。
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メンタルのケア
4つ目は「メンタルのケア」です。
妊活にストレスは禁物なので、上手にストレスを発散し、心をリラックスさせる工夫をしてください。
例えば、軽い運動やヨガ、入浴、趣味の時間を持つなど、自分がリフレッシュできる方法を取り入れましょう。必要ならカウンセリングや妊活相談サービスを利用するのも一つです。
医療サポート
5つ目は「医療サポート」です。
30代後半以上の方や、糖尿病や高血圧など気になる症状・持病がある方は、早めに産婦人科医に相談しておくことをおすすめします。
定期的な健診によって健康状態をチェックし続けることで、妊娠の妨げになりうる問題を早期に発見・対処できます。
また、妊娠中は生ワクチンが打てないため、妊娠前に受けておくべき予防接種(風疹など)についても医師に確認しておきましょう。
妊娠のタイミング・計画
6つ目は「妊娠のタイミング・計画」です。
一般的に、もっとも妊娠確率が高いのは排卵日の前後(排卵日の約2日前〜当日)とされています。最短で妊娠したい場合は、この排卵期を見極め、その時期に性交渉すると良いでしょう。
先述した基礎体温法や排卵検査薬、あるいは排卵日前におりものが増えて透明で伸びるサインなどを活用すれば、狙い目の日を見極めやすくなります。
また、妊娠後の生活プランについても考えておきましょう。例えば職場への報告や家族のサポート体制など、子どもを迎える環境づくりを夫婦で話し合っておくと安心です。
ピル服用中止直後に妊娠した人の工夫8選
さらに、妊娠の可能性を高めるために日常生活でできる工夫や具体的なテクニックをいくつかご紹介します。
- 基礎体温の計測
- 排卵検査薬を試す
- パートナーとブライダルチェックを受ける
- 生活習慣を見直す
- 医師への確認・相談
- ストレスをためない
- 禁煙・飲酒を控える
- 妊娠計画アプリ・ツールの活用
いくつか重複する部分もありますが、最短で妊娠したい方は是非参考にしてください。
基礎体温の計測
1つ目は「基礎体温の計測」です。
毎朝同じ時間に起床後すぐ、舌下で基礎体温を測り続けると、低温期と高温期の二相に分かれているか、つまりきちんと排卵しているかを確認できます。
もし基礎体温がずっと単相で変化しない場合、無排卵の可能性もあります。その場合は早めに医師に相談しましょう。
逆に、排卵がある場合は「排卵日の2〜3日前」が最も妊娠しやすいタイミングとなります。基礎体温表からその時期を推測し、逃さずタイミングを持つようにしましょう。
排卵検査薬を試す
2つ目は「排卵検査薬を試す」です。
薬局で買える排卵日予測検査薬(排卵検査薬)を活用するのもおすすめです。排卵検査薬とは、尿中のLHホルモン濃度を測定することで、排卵日が近いかどうかを調べられるキットです。
ちゃんと排卵しているか確認するのにも役立ちますし、妊娠しやすいベストな日を特定する助けにもなります。
排卵日検査薬の使い方
使い方としては、次の排卵予定日の2日前から毎日1回同じ時間帯に検査を始めるのがポイントです。
検査線が陽性反応(LHサージ検出)になったら、およそ24〜36時間以内が最も妊娠しやすいタイミングなので、そのタイミングで積極的にトライしましょう。
パートナーとブライダルチェックを受ける
3つ目は「パートナーとブライダルチェックを受ける」です。
「ブライダルチェック」とは、将来の妊娠・出産に備えてカップルで受ける総合的な検査のことです。
女性側は子宮や卵巣の状態、ホルモンバランス、感染症の有無などを調べ、男性側は精子の量・運動率・奇形率や感染症の有無などを調べます。
妊活を始める前に受けておくことで、妊娠に影響する疾患や要因がないか事前に確認でき、もし問題が見つかっても早めに対処できます。
特に年齢が高めのカップルや、妊活を効率良く進めたい方にはブライダルチェックを検討してみてください。
生活習慣を見直す
4つ目は「生活習慣を見直す」です。
栄養バランスの良い食事や十分な睡眠、そして適度な運動を心がけると、ホルモンの働きが整い、排卵も安定しやすくなります。
排卵周期が一定になると、排卵日の予測精度も上がり、タイミングを取りやすくなるため、妊娠の可能性を高めることにつながります。
また、パートナーである男性側の体調管理も重要です。精子の質や量は、ストレスや生活習慣の影響を受けやすいとされており、体調によって大きく変動することもあります。
医師への確認・相談
5つ目は「医師への確認・相談」です。
妊活に関して少しでも不安があれば、医師に相談するのがおすすめです。
例えば、「ピルをやめたけど生理周期がなかなか安定しない」「半年経っても妊娠しない」など、気になることは専門家に聞いてみましょう。
悩み・症状に応じて、適切な検査(排卵チェックやホルモン値測定など)を行い、必要であれば治療やタイミング指導などのサポートを受けることができます。
ストレスをためない
6つ目は「ストレスをためない」です。
妊活中は成果が出ないとストレスを感じがちですが、ストレスはホルモンバランスを乱す「妊娠の大敵」です。
先述したメンタルケアと重なりますが、リラクゼーション法(深呼吸、アロマ、マッサージ等)を試したり、妊活とは関係のない趣味の時間を設けたりするのも効果的です。
「早く妊娠しなきゃ」と自分を追い詰めるのはやめ、リラックスした心身を保つようにしましょう。
禁煙・飲酒を控える
7つ目は「禁煙・飲酒を控える」です。
タバコのニコチンは血管を収縮させ卵巣機能や精子の質に悪影響を与えます。また、喫煙女性は不妊率や流産率が非喫煙者より高いとも言われます。
そのため、妊娠を望むなら禁煙が望ましいでしょう。
一方、過度の飲酒も生理不順を招いたりホルモンに影響を及ぼしますし、妊娠成立後も胎児に悪影響を与えかねません。
妊活開始と同時に、お酒は控えめにするかノンアルコールに切り替えることをおすすめします。
妊娠計画アプリ・ツールの活用
8つ目は「妊娠計画アプリ・ツールの活用」です。
最近は生理管理や妊活サポートのアプリも充実していて、その多くが月経日や基礎体温、体調を入力すると排卵日や妊娠しやすい日を予測して通知してくれます。
アプリを使ったからといって必ず妊娠するわけではないものの、日々の記録をつけやすくなり、モチベーション維持には役立つでしょう。
特に忙しい方や管理が苦手な方は、アプリの力も借りてみてください。
ピルやめてから妊娠を最短で目指すのは赤ちゃんに悪影響?
「ピルをやめてすぐ妊娠したら、赤ちゃんに影響があるのでは?」と心配する声もあります。しかし、ピル中止後すぐに妊娠しても赤ちゃんに悪影響が出る可能性は極めて低いです。
ピルに含まれるエストロゲンやプロゲステロンの成分は、服用をやめれば速やかに体外へ排出されます。
ピルは毎日飲み続けないと効果が保てない薬というのを踏まえると、自然なホルモン周期に戻った状態で妊娠した時、赤ちゃんにホルモン剤の影響が残っていることは考えにくいです。
ピル服用中に妊娠した場合
ピル服用中に妊娠するケース自体まれですが、仮に起きた場合でも赤ちゃんに健康上の重大な問題が起こる可能性は低いとされています。
過去の研究でも、経口避妊薬の服用中または直後の妊娠で先天奇形の発生率が有意に高まるというデータはないことが示されています。
したがって、「ピル飲んでたから赤ちゃんに何か障害が出るのでは…」と過度に不安になる必要はありません。
また、ピルを飲みながら妊娠した場合でも、以降ピルを飲まなければ体内からホルモンは速やかに抜けていきます。過去の服用履歴は変えられないので、切り替えて健康な赤ちゃんを産むことに集中しましょう。
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ピルやめてすぐ妊娠したい時の注意点
ピル中止後、「一日も早く妊娠したい!」と意気込むのは自然なことです。しかし、あまりに焦りすぎると心身にプレッシャーをかけて逆効果になることもあります。
妊活を始める際は、以下の注意点を覚えておきましょう。
- 個人差があると理解する:自然妊娠は1年以内にできれば順調レベルなので、「自分は自分」と割り切る
- プレッシャーをかけすぎない:「早く結果を出さなくては!」とパートナーとプレッシャーを抱えすぎると、ストレスになり逆効果
- 自分の体と対話する:ピルをやめて自分の体が発するサインに耳を傾け、無理のない妊活を続ける
- 周囲のサポートを得る:パートナーはもちろん、必要なら友人や家族、専門家にも頼る
- 適切なタイミングで受診する:ピル中止後3ヶ月経っても生理が来ない場合や、1年ほど妊活しても妊娠しない場合は医療機関を受診する
赤ちゃんはタイミングが合えば来てくれるものです。自分とパートナーを信じ、あまり追い詰めずに過ごしましょう。
ピル服用中止直後は妊娠しやすい?やめたあと生理いつくる?に関する質問
ピルやめてからすぐ妊娠できる?【まとめ】
ピルをやめた後、早ければ次の排卵で妊娠する可能性があります。
ピル中止後1ヶ月以内に妊娠した例もありますが、排卵の再開は多くの人が3ヶ月以内で、妊娠率も1年以内で8〜9割と、ピル非使用者とほぼ変わりません。
妊娠を早めたい場合は、ピルをやめた後に基礎体温や排卵検査薬の活用、生活習慣の見直しなど、計画的な妊活を行っていきましょう。
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