妊活中、「パイナップルを食べると着床率が上がる」という噂を耳にしたことはありませんか?
ネットやSNSで広まったこの話に期待して、毎日パイナップルを食べている方もいるかもしれません。果たしてパイナップルは本当に妊娠の手助けになるのでしょうか。
本記事では、パイナップルが着床率に与える影響の真相や、妊活中に得られるメリット、上手な取り入れ方や注意点について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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江川 美穂
不妊治療の専門家兼NPO法人日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラー。大学卒業後、不妊治療に興味を持ち、不妊治療を研究している医療機関を徹底的に調査して分析。自身も不妊治療を経験し、現在は一児の母。

原田 美由貴
自身も不妊治療を経験。「子どもを授かりたい」という強い思いから、不妊治療に特化した数多くの医療機関を受診。体外受精やホルモン治療など、さまざまな治療法に取り組んできた実体験をもとに、不妊に悩む方々に寄り添う記事を執筆。現在は二児の母。
パイナップルは着床率を上げる?
妊活中の方の間で「パイナップルを食べると着床しやすくなる」というジンクスが知られています。
冒頭でも述べた通り、パイナップルが着床率を上げるという医学的な根拠はありません。
この噂の根拠としてよく挙げられるのが、パイナップルに含まれるブロメラインという酵素です。
ブロメラインは、炎症を抑え子宮内膜の状態を良くし、受精卵が着床しやすくなる成分が含まれていると言われています。
しかし、ブロメラインが子宮内膜に直接作用して着床を促すかどうかは明らかになっていません。
ブロメライン(パイナップルから発見された酵素混合物)は、急性の鼻や副鼻腔の炎症に対する標準的な治療法に追加する形で有用であるかもしれませんが、他のタイプの炎症に有用であるかどうかを示す十分なエビデンスはありません。
eJIM(厚生労働省)|筋骨格系の炎症に対する栄養学的アプローチについて知っておくべき7つのこと
つまり、「パイナップル=着床率アップ」は科学的に保証されたものではなく、あくまで噂話のひとつに過ぎないのです。
パイナップルが妊活に与える効果・メリット
直接的に「着床率を上げる」という効果はありませんが、パイナップルには妊活中の女性に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
- 腸内環境の改善
- 疲労回復の促進
- 肉類の摂取に効果的
ここではパイナップルが妊活に与える効果やメリットを解説していきます。
腸内環境の改善
1つ目は「腸内環境の改善」です。
パイナップルには食物繊維がたっぷりと含まれており、その約99%が不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、便のカサを増して腸のぜん動運動を促す働きがあります。
そのため、パイナップルを食べることで便秘の解消や腸内環境の改善に役立つでしょう。
腸内環境が整うと、栄養素の吸収効率が上がったり免疫機能が正常に働いたりするなど、体全体の調子が良くなります。
また、パイナップルの豊富な食物繊維で腸内に溜まった不要物を排出すれば、子宮や卵巣への負担が減り、妊娠しやすい体作りにつながるでしょう。
疲労回復の促進
2つ目は「疲労回復の促進」です。
パイナップルには酸味のもとであるクエン酸が豊富です。
クエン酸は私たちの体内でエネルギーを生み出す代謝回路を、スムーズに動かす役割を担っています。
妊活中はホルモン治療や生活習慣の変化などで疲れが溜まりますが、パイナップルを食べてクエン酸を補給すれば効率良くエネルギーを摂れて疲労回復が促進されます。
また、パイナップルには糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB1も含まれているので、元気な体で健やかな妊娠を実現できるでしょう。
肉類の摂取に効果的
3つ目は「肉類の摂取に効果的」です。
妊活中は良質なタンパク質をしっかり摂ることが大切です。特に、肉類(動物性タンパク質)は吸収率が高く効率の良いタンパク源ですが、肉は消化に時間がかかる場合もあります。
そんな時、一緒にパイナップルを食べると、パイナップルに含まれる酵素ブロメラインがタンパク質を分解し、お肉を柔らかくしてくれます。
実際、お料理でも肉の下味にパイナップルが使われることもあるので、ぜひ取り入れてみてください。
妊活にパイナップルを取り入れるコツ
パイナップルの持つ栄養を妊活に活かすには、食べ方にも工夫が必要です。
- 生で食べる
- 食後に食べる
ここでは、妊活中にパイナップルを上手に取り入れるためのポイントを紹介します。
生で食べる
1つ目は「生で食べる」です。
妊活中にパイナップルの効果を得たいなら、生のパイナップルを食べるようにしましょう。
パイナップルに含まれるビタミンやブロメライン酵素は熱に弱く、約60度以上で加熱すると壊れてしまいます。
そのため、缶詰のパイナップルや市販のパイナップルジュースなどの加熱処理されているものは、妊活への有効成分はほとんど期待できません。
酵素やビタミンを逃さず摂取するために、生のパイナップルをヨーグルトに添えたりスムージーに入れたりして気軽に摂取してみてください。
食後に食べる
2つ目は「食後に食べる」です。
パイナップルを食べるタイミングにも配慮しましょう。おすすめは食後のデザートとしてパイナップルを楽しむことです。
パイナップルをはじめ、果物にはブドウ糖、ショ糖、果糖など様々な糖質が含まれています。
空腹時にいきなり果物だけを食べると血糖値が急上昇しやすくなりますが、食後であれば血糖値の上昇が緩やかで済みます。
妊活中はホルモンバランスの関係で血糖コントロールが乱れやすいので、果物はできるだけ食後に摂る習慣をつけてみましょう。
妊活&妊娠中にパイナップルと組み合わせると良い食品
パイナップル自体を単独で食べてももちろん良いのですが、他の食材と組み合わせることでより効果的に活用できます。
- 肉類
- 体を温める食材
ここでは、妊活中にパイナップルと一緒に摂ると良い食品の例を2つご紹介します。
肉類
1つ目は「肉類」です。
パイナップルとお肉を組み合わせればタンパク質を効率良く摂取できます。
パイナップルに含まれる「酵素ブロメライン」には、タンパク質を分解して吸収を助ける働きがあるため、消化をスムーズにしてくれるのです。
食後にデザートとして生のパイナップルを少し取り入れるのは、胃腸への負担を軽減しながら栄養を吸収しやすくする効果があります。
体を温める食材
2つ目は「体を温める食材」です。
パイナップルには、体を冷やす性質があると言われているので、あたたかい食材とともに摂取してみましょう。
例えば、シナモンは体を芯から温めて血行を良くする効果が期待できるスパイスです。
そこで、例えば温かい紅茶にパイナップルとはちみつを少し入れ、シナモンパウダーを振って飲むといった工夫をしてみてはいかがでしょうか。
南国フルーツの冷やす作用とスパイスの温め作用を組み合わせれば、バランス良く体調を整えられます。
妊活&妊娠中にパイナップルを食べる際の注意点
栄養豊富で妊活にもプラスになるパイナップルですが、食べる際の注意点もあります。
- 食べすぎると糖分過多
- 芯も食べられる
- 乳製品との組み合わせ
以上の注意点を踏まえて、より安全かつ効果的にパイナップルを取り入れましょう。
食べ過ぎると糖分過多
1つ目は「食べ過ぎると塩分過多」です。
「果物だからいくら食べても太らないよね」と思いがちですが、パイナップルには糖分がしっかり含まれています。
どんなに体に良いものでも過剰摂取は禁物です。果物を食べすぎると糖質の摂りすぎによって中性脂肪が増え、肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが高まります。
妊娠には適正な体重管理が大切なので、「妊活に良いから」と毎日パイナップルを大量に食べるのは逆効果になり得ることを覚えておきましょう。
芯も食べられる
2つ目は「芯も食べられる」です。
パイナップルの中心部にある固い芯は硬くて食べにくいため、捨ててしまう人が多いかもしれません。しかし実は、この芯にも妊活中に嬉しい成分が詰まっています。
パイナップルの芯の部分には果肉以上に食物繊維やブロメライン酵素が含まれており、捨ててしまうのはもったいないです。
もちろん芯はそのままだと固いので工夫が必要ですが、細かく刻んで料理に加えたり、ミキサーでスムージーやジュースに混ぜたりすれば美味しく摂取できます。
乳製品との組み合わせ
3つ目は「乳製品との組み合わせ」です。
パイナップルとヨーグルトを合わせたパインヨーグルトや、パイナップルと牛乳をミキサーにかけたシェイクなど、乳製品と組み合わせた食べ方もおすすめです。
なお、混ぜ合わせてから長時間放置すると、乳製品中のタンパク質がパイナップルのブロメラインによって分解され、苦味が出てきてしまいます。
できたてのフレッシュなパインヨーグルトは美味しく栄養も取れて一石二鳥ですが、時間を置くと風味が損なわれるので、注意が必要です。
着床率が上がるパイナップル以外の果物や食べ物
パイナップル以外にも、「これを食べると着床しやすくなるのでは?」と注目される食材があります。
- ビタミンCを多く含む食べ物
- ビタミンEを多く含む食べ物
- 鉄分を多く含む食べ物
- 体を温める食べ物
- 血流を良くする脂質を含む食べ物
それぞれ詳しく解説していきます。
ビタミンCを多く含む食べ物
1つ目は「ビタミンCを多く含む食べ物」です。
- キウイフルーツ
- イチゴ
- オレンジ
- レモン
キウイフルーツやイチゴなどに含まれているビタミンCには、抗酸化作用があり子宮内膜を整え、ホルモン分泌をサポートしてくれます。
ビタミンEを多く含む食べ物
2つ目は「ビタミンEを多く含む食べ物」です。
- アーモンド
- アボカド
- ひまわり油
- かぼちゃ
アーモンドなどのナッツ類は、血液をサラサラにし、子宮や卵巣の血流を改善します。ビタミンEは「妊娠ビタミン」とも呼ばれ、卵巣機能の維持にも効果的です。
鉄分を多く含む食べ物
3つ目は「鉄分を多く含む食べ物」です。
- レバー(鶏・豚・牛)
- 赤身の肉(牛肩肉・豚ヒレ肉など)
- しじみ
- あさり
レバーは、ヘム鉄が豊富で、体内での吸収率が高く、貧血予防に効果的です。
また、赤身の肉は血液の材料となる鉄を補給し、子宮内膜に十分な血流を促します。
体を温める食べ物
4つ目は「体を温める食べ物」です。
- にんじん
- ごぼう
- れんこん
人参やごぼうなどの根菜類は、血行を促進して体を内側から温め、着床しやすい環境を整えてくれる機能があります。
血流を良くする脂質を含む食べ物
5つ目は「血流を良くする脂質を含む食べ物」です。
- サバ
- イワシ
- サンマ
- アマニ油
- えごま油
サバやイワシなどの青魚は、DHA・EPAを含み、血液循環を改善し、ホルモン分泌を整えてくれます。
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妊活中のパイナップルに関するよくある質問
妊活中にパイナップルを食べる【まとめ】
「パイナップルを食べれば着床率が劇的に上がる」という確実な証拠はありません。しかし、パイナップルには妊娠に向けた体づくりをサポートする栄養素が豊富に含まれています。
妊活でパイナップルを取り入れる際は、生のものを適量にする、食後にゆっくり楽しむなど、いくつかのポイントに気をつけましょう。
何より大切なのはバランスの良い食事と健康的な生活習慣です。パイナップルはあくまで妊活を支える心強い味方の一つなので、まずは健康的な身体作りから始めましょう。

