「採卵後から生理痛のような腹痛が続いている」「採卵後の腹痛は受診が必要な症状なの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
先に結論を述べると、採卵後に下腹部の張りや鈍い痛みが出るのは自然な反応で、安静にしていれば多くの場合は数日のうちに落ち着いていきます。
本記事では、採卵後に腹痛が起こる原因と痛みが続く期間の目安、受診が必要なサインの見分け方を詳しく解説するので、痛みに不安を抱えている方はぜひ最後までご覧ください。
神経管閉鎖障害(赤ちゃんの脳の一部が欠ける・背骨から脊髄が出る等)の対策として、医師や厚生労働省は妊娠前に十分な葉酸を摂取して葉酸濃度を高めるよう勧めています。
ただし、体の中に十分な葉酸を蓄えるにはおよそ1か月ほどかかります。つまり、妊娠に気付いたタイミング(多くは妊娠5〜6週目)から飲み始めても、必要な量に間に合わないかもしれません。
そのため、妊活サプリ売上No.1*の「mitas(ミタス)」で今のうちから葉酸を摂ることをおすすめします!

mitasは不妊治療の専門医が監修している葉酸サプリで、厚生労働省の推奨する栄養素を100%配合しているうえ、和漢素材による温活力で、妊活の大敵である「ひんやり」対策にも役立つと言われています。
1日あたり100~200円程度で必要な栄養素をしっかり摂れるので、まずはmitasを試してみてはいかがでしょうか。
\ 【売上No.1】厚生労働省推奨の栄養100%配合 /
公式サイト:https://shop.naturaltech.jp/
※スギ薬局の2024年7月妊活サプリ売り上げ実績

江川 美穂
不妊治療の専門家兼NPO法人日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラー。大学卒業後、不妊治療に興味を持ち、不妊治療を研究している医療機関を徹底的に調査して分析。自身も不妊治療を経験し、現在は一児の母。

原田 美由貴
自身も不妊治療を経験。「子どもを授かりたい」という強い思いから、不妊治療に特化した数多くの医療機関を受診。体外受精やホルモン治療など、さまざまな治療法に取り組んできた実体験をもとに、不妊に悩む方々に寄り添う記事を執筆。現在は二児の母。
採卵後に腹痛が起こるのはなぜ?
まず最初に、採卵後に腹痛が起こる原因を解説していきます。
- 採卵針の刺激で下腹部に痛みが出る
- 採卵後の少量出血が痛みにつながる
- 排卵誘発による卵巣の腫れで痛みが出る
それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
採卵針の刺激で下腹部に痛みが出る
1つ目は「採卵針の刺激で下腹部に痛みが出る」です。
採卵では、腟の壁から卵巣に向けて針を刺します。そのため腟壁と卵巣の表面に小さな傷ができ、術後に下腹部の鈍い痛みとして感じられることがあります。

特に採卵する卵子が多い場合は、採卵針を刺す回数や卵巣への操作が増えるため、術後の違和感や下腹部痛が強く出る場合があります。
私は卵子凍結時に26個採卵しましたが、麻酔から覚めた直後から、生理痛が重いときのような「ズーン」とした痛みがずっと続いていました。
痛みは採卵当日がもっとも強く、翌日以降は少しずつ和らいでいくのが一般的なので、当日は安静にして様子を見ましょう。
採卵後の少量出血が痛みにつながる
2つ目は「採卵後の少量出血が痛みにつながる」です。
採卵針を刺した部分から腹腔内に少量の血液がにじみ、その血液が腹膜を刺激すると、生理痛に似た下腹部痛が生じる場合があります。
こうした少量の出血は、時間の経過とともに体内で吸収されるため、自然に治まります。
ただし、腹痛が徐々に強くなる場合や強い痛みが続く場合は、腹腔内で出血が続いている可能性もあるので、早めにクリニックへ連絡してください。
排卵誘発による卵巣の腫れで痛みが出る
3つ目は「排卵誘発による卵巣の腫れで痛みが出る」です。
排卵誘発剤で複数の卵胞が育つと、通常2〜3cmほどの卵巣が5〜8cm程度まで大きくなり、下腹部に張りや重さを感じやすくなります。
大きくなった卵巣は、採卵で卵胞液を抜いてもすぐには元の大きさへ戻らないため、腫れが引くまで1週間~1ヶ月ほどかかる場合もあるようです。
私の場合、採卵の前日には妊婦さんのようにお腹がぽっこり出て、胸も張って痛い状態でした。採卵後もしばらくはウエストのある服が着られず、スカートやズボンを問題なくはけるようになったのは採卵から約2週間後です。
採卵後の痛みはいつまで続く?
ここからは採卵後の腹痛が出やすい時期と、長引きやすいケースについて解説します。
- 腹痛が出やすい時期
- 腹痛が長引きやすいケース
まずは、痛みが強く出やすい時期から見ていきましょう。
腹痛が出やすい時期
採卵後の腹痛は麻酔が切れる採卵当日~翌日にかけて出やすく、2〜3日ほど経つと徐々に軽くなります。
採卵後の痛みがどのように変化するのか、時期ごとの目安を確認してみましょう。
| 時期 | 痛みの目安 | 過ごし方 |
|---|---|---|
| 採卵当日 | 生理痛程度の鈍痛 下腹部の張り | 自宅で安静に過ごす |
| 翌日 | 鈍痛が残る 動くと響く | 無理のない範囲で動く |
| 2〜3日後 | 違和感程度まで軽減 | 通常生活へ戻していく |
| 1週間後 | ほぼ消失 | 激しい運動は避ける |
腹痛が長引きやすいケース
採卵後の腹痛が続く期間には採卵数や卵巣の状態によって個人差があります。特に腹痛が長引きやすいケースは、以下の通りです。
- 採卵数が10個以上だった
- 卵巣が大きく腫れている
- 多嚢胞性卵巣症候群がある
- 子宮内膜症や癒着がある
- もともと生理痛が重い
多嚢胞性卵巣症候群
ホルモンバランスの乱れによって排卵しにくくなり、卵巣に多くの卵胞がたまりやすい状態
私は事前の検査で多嚢胞性卵巣症候群と診断され、AMHの値も10.15と高めでした。結果的に採卵数は26個と多く、採卵後の腹痛は数日では治まりませんでした。当てはまる項目が多い方は、痛みが長引く前提で予定を組んでおくと安心です。
他にも、子宮内膜症や過去の手術によって癒着があると、卵巣が周りの組織にくっつき、針を刺しにくくなります。その分、採卵時の負担が大きくなり、術後の痛みが長引くケースも少なくありません。
また、一度おさまった腹痛が数日たって再び強くなったときは、採卵による一時的な痛みではなく、別の原因が考えられます。自己判断で様子を見続けず、早めにクリニックに相談するようにしてください。
採卵当日の流れとスケジュール
安心して採卵当日を迎えられるよう、来院から帰宅までの一般的な流れを確認しておきましょう。
ここでは来院から帰宅までの一般的なスケジュールを順番に紹介します。
指示された時刻に来院し、体温や血圧などの確認を受けてください。
着替えと排尿を済ませて手術室へ移動し、静脈麻酔や局所麻酔など、あらかじめ相談して決めた方法で麻酔を行っていきます。
経腟超音波で卵胞の位置を確認しながら針を進めて卵胞液を吸引します。処置そのものは5〜20分程度で終わることがほとんどです。
麻酔が覚めるまで1〜2時間ほど横になって休みましょう。この間に出血の量や痛みの程度、ふらつきの有無などをスタッフが確認していきます。
採卵数の説明を受けて帰宅してください。静脈麻酔を使った場合は当日の車やバイクの運転ができない点に注意が必要です。
採卵自体は短時間で終わりますが、受付から帰宅までは半日程度かかるため、当日は仕事を休むか半休を取っておくと安心です。
私の場合、採卵当日は、9時10分に来院して9時45分に静脈麻酔、オペ室を出たのが10時16分で、処置は30分ほどでした。
ただ、術後に血圧が70まで下がってなかなか戻らず、2時間ほどリカバリールームで休むことに…。クリニックを出たのは13時30分で、滞在時間は4時間20分でした。
また、採卵数が多かったため異常がないかどうかの確認で帰宅前に経腟エコーを受けたのですが、傷口をグリグリされているような感覚で、正直一番痛かったのはこの検査でした。
受精や凍結の結果は翌日以降に電話やアプリで知らされる施設が多いので、当日にすべての結果が分かるわけではない点もあらかじめ理解しておきましょう。
採卵後の腹痛はどの程度の痛み?
採卵後の痛みの程度は、麻酔の種類や卵巣の位置によっても変わります。
ここでは痛みの程度を左右する要素や、実際にどのような痛みが出やすいのかを確認していきます。
- 生理痛に似た下腹部痛を感じる
- 痛みの強さには個人差がある
- 卵胞の位置で痛みが変わる
- 採卵時の痛みは麻酔で変わる
それぞれ順番に解説するので、ぜひ参考にしてください。
生理痛に似た下腹部痛を感じる場合がある
1つ目は「生理痛に似た下腹部痛を感じる場合がある」です。
採卵後に多く聞かれるのは下腹部全体が重く締めつけられるような生理痛に近い鈍痛です。
- 下腹部が重く感じる
- 動いたときに響く痛み
- お腹の張りや圧迫感
- 腰まわりのだるさ
このように、刺すような鋭い痛みが続くケースはほとんどありません。また、横になって休んでいるときは気にならないのに、立ち上がったり歩いたりすると響くような痛みを感じるのも、採卵後の腹痛の特徴です。
私が採卵した後も、笑ったときはもちろん、座ろうとしたり立ち上がろうとしたりするだけでお腹に響くような痛みで、とにかく横になって安静に過ごすしかなかったです。
痛みの強さには個人差がある
2つ目は「痛みの強さには個人差がある」です。
同じ採卵数であっても、ほとんど痛みを感じないまま翌日から出勤できる方もいれば、「2〜3日は横になって過ごしたい」と感じる方もいます。
痛みの感じ方には卵巣の腫れ具合・穿刺(せんし=注射針などの細い針を刺すこと)回数・痛みの感じ方・体質など複数の要素が関わるため、他の方と違っても不安に思う必要はありません。
また、「1回目の採卵では強く痛んだのに2回目はほとんど平気だった」というように、同じ方でも周期によって感じ方が変わる場合もあります。
腹水がたまる採卵する卵子の位置によって痛みが変わる場合がある
3つ目は「採卵する卵子の位置によって痛みが変わる場合がある」です。
子宮の裏側や高い位置に卵巣がある場合は、採卵針が届きにくく、卵巣へ針を刺すために子宮を押さえるなどの操作が必要になります。
こうした操作は周囲の組織にも刺激を与えるので、採卵後の痛みが強く出る場合があります。
卵巣の位置は採卵前の診察で確認できるため、届きにくい位置にあると分かっている場合は、麻酔方法を含めて事前に相談しておくと安心です。
採卵時の痛みは麻酔によって変わる
4つ目は「採卵時の痛みは麻酔によって変わる」です。
採卵時は、麻酔の方法によって処置中や術後の痛みの感じ方が異なります。
| 麻酔の種類 | 処置中の痛み | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 静脈麻酔 | ほぼ感じない | 眠っている間に採卵が終わる | 覚醒までの安静が必要 当日の運転不可 |
| 局所麻酔 | 圧迫感が残る | 意識があり回復が早い | 穿刺時に痛みを感じる場合がある |
| 無麻酔 | 痛みを感じる | 体への負担が少なく短時間 | 採卵数が少ない場合に限られる |
静脈麻酔は眠っている間に処置が終わるため、採卵中の痛みを感じにくいのが特徴です。ただし、麻酔が切れた帰宅後に痛みを感じやすいので、当日はパートナーや家族の付き添いが推奨されています。
私は静脈麻酔でしたが、打たれた次の瞬間にはもうオペが終わっていて、まさに「寝て起きたら終わっていた」感覚でした。
処置中の痛みはまったくなかった一方で、麻酔が覚めてから痛みを感じ始めました。術後はふらつきもあったので、トイレに立つときは看護師さんに付き添ってもらいました。
また、局所麻酔は採卵数が少ない周期で選ばれますが、処置後の回復が早い分、穿刺のタイミングで生理痛のような痛みを感じるケースもあります。
採卵後の腹痛で受診が必要か見分けるポイント
ここからは、採卵後の腹痛で受診が必要か見分けるポイントを解説していきます。
- 正常な腹痛
- 受診が必要な腹痛
それぞれ詳しく紹介するので、参考にしてください。
採卵後の正常な腹痛
採卵当日をピークに翌日・翌々日と痛みが和らいでいる場合は、針の刺激や少量の出血による生理的な反応と考えられ、経過観察で問題ないケースがほとんどです。
- 鎮痛剤で痛みが治まる
- 横になれば楽になる
- 出血が少しずつ減っている
- 発熱や吐き気を伴わない
- 食事や水分がとれている
上記のような状態であれば、体を休めながら数日過ごすことで自然に回復していくため、痛みがなくなるまで安静にしておきましょう。
ただし、経過観察中でも痛みが強くなっていないか、発熱や吐き気など新たな症状が出ていないかを確認しながら過ごしてください。
受診が必要な腹痛
一旦落ち着いた痛みが再び強くなる、あるいは鎮痛剤が効かないほど痛みが増していく経過は、合併症が起きている可能性があります。
- 鎮痛剤が効かない強い痛み
- 38度以上の発熱がある
- 吐き気や嘔吐が止まらない
- めまいや冷や汗、立ちくらみ
- 生理2日目より多い出血
- 急激なお腹の張りや体重増加
- 尿の量が明らかに減っている
- 息苦しさや呼吸のしづらさ
これらの症状は緊急の対応が必要になる場合もあるため、早めにクリニックに相談しましょう。
私は採卵後もお腹の張りと痛みが続き、4日後には息苦しさまで出てきたため、予約外で急遽クリニックを受診しました。「もう少し様子を見ようかな」と迷いましたが、新しい症状が加わった時点で連絡して正解だったと思います。
採卵後のお腹の痛みから考えられる症状
ここでは、採卵後に強い腹痛が出た際に考えられる代表的な合併症を紹介します。
- OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
- 腹腔内出血
- 卵巣捻転
- 骨盤内感染症
まずは、最も代表的な合併症であるOHSSから見ていきましょう。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
1つ目は「OHSS(卵巣過剰刺激症候群)」です。


OHSSは排卵誘発によって卵巣が過剰に腫れ、血管から水分が漏れ出しお腹に水がたまる状態で、採卵後数日経ってから症状が現れるのが特徴です。
- お腹の張りや膨満感
- 急激な体重の増加
- 尿量が減っている
- 吐き気や食欲不振
- 息苦しさや動悸
特に、PCOSの方やAMH値が高い方、多くの卵胞が育った方は、OHSSのリスクが高くなるため注意が必要です。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
卵巣に多くの小さな卵胞がたまり、排卵しにくくなる病気
AMH(抗ミュラー管ホルモン)
卵巣内の発育途中の卵胞から分泌されるホルモンで、卵巣予備能を確認する指標として使われる
腹腔内出血
2つ目は「腹腔内出血」です。
採卵時に卵巣の表面や周りの血管が傷つくと、お腹の中で出血が続き、強い腹痛や貧血症状を引き起こすことがあります。
この腹腔内出血は、時間がたつにつれて痛みが強まっていくのが特徴です。さらに、たまった血液が横隔膜を刺激すると、腹痛だけでなく肩の痛みとして現れることもあります。
多くは安静にして経過をみることで改善しますが、出血量が多いと輸血や止血の手術が検討されます。また、めまいや冷や汗、顔面蒼白、血圧低下なども一緒にみられるときは、早めにクリニックへ連絡してください。
卵巣捻転
3つ目は「卵巣捻転」です。
卵巣捻転(らんそうねんてん)は腫れて重くなった卵巣が根元からねじれる状態で、突然起こる片側の激しい腹痛や強い吐き気などの症状があります。
ねじれによって卵巣への血流が途絶えた状態が続くと、卵巣が壊死するおそれもあるため注意が必要です。
また、採卵後は卵巣が腫れてねじれやすくなっているので、ランニングやジャンプ、急に体をひねる動作などは避け、腫れが落ち着くまで無理なく過ごしましょう。
骨盤内感染症
4つ目は「骨盤内感染症」です。
採卵では腟を通して針を刺すので、まれに細菌が骨盤内へ入り込み、下腹部痛や発熱などを伴う骨盤内感染症を引き起こす場合があります。特に以下のような症状があるときは、骨盤内感染症を疑ってみましょう。
- 38度以上の発熱が続く
- 強い下腹部痛や腰痛
- おりものの色やにおいの変化
- 悪寒やだるさを伴う
採卵後の腹痛を和らげる方法【程度別】
痛みの程度によって、採卵後の腹痛に対する対処法は変わります。
| 痛みの程度 | 状態 | 対処法 |
|---|---|---|
| 軽い痛み | ・違和感や張りがある ・日常生活は送れる | ・下腹部を温める ・締めつけない服装にする ・こまめに水分を摂る |
| 中程度の痛み | ・生理痛と同程度 ・動くと響く | ・処方された鎮痛剤を飲む ・横になって安静にする ・家事を控える |
| 強い痛み | ・鎮痛剤が効かない ・発熱や嘔吐を伴う | ・自己判断で様子を見ない ・クリニックへ連絡する ・緊急受診を検討する |
軽い痛みであれば、腹巻きなどで下腹部を冷やさないようにし、体を締めつけない服装でゆっくり過ごすと楽になれるでしょう。
私が通ったクリニックでも、お腹の張りが強い場合は締めつけないように「しばらくワンピースで過ごしてください」と案内されました。実際、ゆったりしたワンピースで過ごすとかなり楽でしたよ。
生理痛程度の痛みがあるときは、我慢せず処方された鎮痛剤を使用してください。市販薬を使う場合は、治療内容によって適した薬が異なるので、事前にクリニックへ確認しましょう。
一方、鎮痛剤を飲んでも治まらない強い痛みや発熱・嘔吐を伴う場合は、通常の経過とは異なる可能性があるため、早めにクリニックへ連絡してください。
\ 【売上No.1】厚生労働省推奨の栄養100%配合 /
公式サイト:https://shop.naturaltech.jp/
※スギ薬局の2024年7月妊活サプリ売り上げ実績
採卵後でお腹が痛い日の過ごし方
採卵後は体を休め、無理のない範囲で過ごすことが大切です。
ここでは仕事復帰の目安も含めて、痛みがある期間に意識したいポイントを紹介します。
- 採卵当日は仕事を入れず安静にする
- 痛みが残る間は激しい運動を避ける
- 入浴や性交渉の再開時期を確認する
- パートナーにサポートしてもらう
- 胃腸に負担の少ない食事を選ぶ
それぞれ順番に解説していきます。
採卵当日は仕事を入れず安静にする
1つ目は「採卵当日は仕事を入れず安静にする」です。
採卵当日は麻酔や出血の影響でふらつきやすいため、帰宅後は横になって過ごし、仕事や外出の予定は入れないようにしておきましょう。
仕事復帰のタイミングについては痛みの程度によって変わりますが、目安を知っておくと有給や時間休の調整もしやすくなります。
| 時期 | 仕事復帰の目安 |
|---|---|
| 採卵当日 | 終日休むのが望ましい |
| 翌日 | デスクワークなら復帰可能な場合が多い |
| 2〜3日後 | 痛みが落ち着けば通常勤務へ |
| 立ち仕事・力仕事 | 数日は負担の少ない業務に調整 |
このように、デスクワークであれば翌日から出勤できる方も多いものの、その場合も長時間の立ち仕事や重い荷物を扱う業務は数日間避けたほうが安心です。
私の場合、採卵日が決まったのは採卵のわずか2日前でした。卵胞の育ち具合で決まるため、それ以上は前倒しも先延ばしもできません。
当日は仕事を休みましたが、その後もOHSSで仕事に支障が出た時期があったので、職場には早めに事情を伝えておくことをおすすめします。
痛みが残る間は激しい運動を避ける
2つ目は「痛みが残る間は激しい運動を避ける」です。
採卵後は、痛みや卵巣捻転を防ぐためにも、以下のような体に負担がかかる動作は控えましょう。
- ランニングやジャンプ
- 腹筋などの筋力トレーニング
- 急に体をひねる動作
- 重い荷物の持ち運び
- 長時間の立ちっぱなし
ただし、ずっと横になり続ける必要はありません。痛みが落ち着いてきたらゆっくり歩く程度の動きから再開していくと血流の維持にもつながりますよ。
入浴や性交渉の再開時期を確認する
3つ目は「入浴や性交渉の再開時期を確認する」です。
採卵当日は感染対策のためにシャワーのみとする施設が多く、湯船やプール、温泉は翌日以降または出血が止まってからとされています。
性交渉についても腟壁の傷が治るまで控えるよう指示されるケースが多いです。再開の目安は自己判断せず、クリニックの説明に従いましょう。
パートナーにサポートしてもらう
4つ目は「パートナーにサポートしてもらう」です。
採卵は日帰りの処置とはいえ体への負担が大きいため、パートナーがいる方は当日の送迎や食事の準備を頼んでおくと、安心して休養にあてられます。
特に静脈麻酔を受けた日は自分で車を運転できないので、送迎を依頼するか公共交通機関やタクシーを利用する前提で予定を組んでおきましょう。
胃腸に負担の少ない食事を選ぶ
5つ目は「胃腸に負担の少ない食事を選ぶ」です。
採卵後に腹痛やお腹の張りがある日は、無理に普段と同じ量を食べず、体調に合わせて食事量を調整するようにしてください。
食欲がないときは、おかゆやうどん、スープなどの消化しやすいメニューを少量ずつ摂り、脂っこい料理や刺激の強い食べ物は控えましょう。
このような食事でも十分に摂れない場合や、強い吐き気・嘔吐を伴う場合は、無理に食べようとせず採卵を受けたクリニックへ相談するのがおすすめです。
\ 【売上No.1】厚生労働省推奨の栄養100%配合 /
公式サイト:https://shop.naturaltech.jp/
採卵後の腹痛と便秘の関係
「採卵後に便秘が起こりやすい」と感じる方も多いでしょう。実は、採卵後のお腹の中では、腸の動きが鈍くなりやすい条件がいくつも重なっています。
- 黄体ホルモンの影響
→ 採卵後は黄体ホルモンが増え、腸のぜん動運動が抑えられて便が出にくくなる - 安静による運動不足
→ 横になって過ごす時間が長くなり、腸の動きが鈍くなりやすい - 腫れた卵巣による圧迫
→ 大きくなった卵巣が腸を押し、便やガスの通りが悪くなる - 麻酔や鎮痛剤の影響
→ 薬の作用で一時的に腸の動きが弱まる場合がある
採卵後は便秘を防ぐためにも、水分や食物繊維を摂り、体調が落ち着いたら軽く歩いて腸を動かしましょう。便が出にくくても無理にいきまず、下剤を使う場合は担当医に確認してください。
採卵後の腹痛に関するよくある質問
採卵後の腹痛は経過を確認しよう【まとめ】
採卵後に生理痛に似た腹痛が出るのは、採卵針の刺激や少量の出血、卵巣の腫れによる一般的な経過です。
症状は採卵当日から翌日にかけて最も強く現れやすいものの、多くは2〜3日ほどかけて徐々に和らぎ、日常生活に支障がない程度まで落ち着いていきます。
一方、痛みが強くなる・発熱する・出血が増える・お腹が急に張るといった変化はOHSSや腹腔内出血などの可能性があるので、早めにクリニックへ連絡してください。
\ 【売上No.1】厚生労働省推奨の栄養100%配合 /
公式サイト:https://shop.naturaltech.jp/
※スギ薬局の2024年7月妊活サプリ売り上げ実績

