妊活中の方の中には、「基礎体温が低いままだけど妊娠できるの?」「高温期がはっきりしないと妊娠は難しい?」と不安を感じている人も多いでしょう。
先に結論を述べると、基礎体温が低いままでも妊娠したという体験談はたくさんあります。また、基礎体温の数値そのものよりも、排卵がきちんと行われているかどうかが妊娠においては大切なポイントです。
この記事では、基礎体温が低いままでも妊娠できた体験談や妊娠の兆候、妊活中にできることまで分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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江川 美穂
不妊治療の専門家兼NPO法人日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラー。大学卒業後、不妊治療に興味を持ち、不妊治療を研究している医療機関を徹底的に調査して分析。自身も不妊治療を経験し、現在は一児の母。

原田 美由貴
自身も不妊治療を経験。「子どもを授かりたい」という強い思いから、不妊治療に特化した数多くの医療機関を受診。体外受精やホルモン治療など、さまざまな治療法に取り組んできた実体験をもとに、不妊に悩む方々に寄り添う記事を執筆。現在は二児の母。
基礎体温が低いままでも妊娠できた体験談
ここからは、基礎体温が低い・不安定な状態でも妊娠できたという体験談を3つのパターンに分けて紹介します。
- 高温期が短く不安だったけれど妊娠できた
- 基礎体温がガタガタでも妊娠できた
- 低体温体質だったけれど妊娠できた
「自分と同じような状況の人はいるのかな」と不安に感じている方は、ぜひ参考にしてください。
体験談①|高温期が短く不安だったけれど妊娠できた
1つ目は「高温期が短く不安だったけれど妊娠できた体験談」です。
基礎体温をつけ始めてから、毎月高温期が10日前後しか続かず「私は妊娠しにくいのかも」と落ち込んでいました。高温期も体温の上がり方がゆるやかで、グラフを見るたびにため息が出ていました。それでもタイミングを取り続けていたら、ある月だけ高温期がいつもより長く続いて、検査薬で陽性が発覚し今は妊娠中期に入っています。
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高温期が短いと「黄体機能が弱いのでは」と不安になりがちですが、毎周期必ず短いとは限らず、周期によって変動する場合もあります。
気になる際は基礎体温表を持って婦人科で相談すると、より安心して妊活を続けられますよ。
体験談②|基礎体温がガタガタでも妊娠できた
2つ目は「基礎体温がガタガタでも妊娠できた体験談」です。
基礎体温のグラフがずっとガタガタで低温期と高温期の境目も分かりにくく、「排卵していないのでは」と不安でしたが、病院で排卵していると確認できて安心しました。その後も妊活を続けた結果、数か月後に妊娠が分かりました。
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基礎体温は、測定する時間のズレ・睡眠時間・室温・体調などの影響を受けやすく、グラフがガタガタになるケースは珍しくありません。
グラフの細かい上下に一喜一憂するよりも、ざっくりと二相に分かれる傾向があるかを見るのがポイントです。
体験談③|低体温体質だったけれど妊娠できた
3つ目は「低体温体質だったけれど妊娠できた」です。
もともと平熱が35度台で、低温期はもちろん高温期に入っても36.5度くらいまでしか上がりませんでした。「こんなに体温が低くて妊娠できるのかな」とずっと不安でしたが、温活を続けながらタイミングを取って自然妊娠できました。
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基礎体温の数値には個人差が大きく、全体的に低めの体質の方もいます。
低温期と高温期の差(目安として0.3℃以上)がきちんとついていて、排卵が確認できていれば、体温が低めでも妊娠の可能性はあると覚えておきましょう。
ずっと低温期でも妊娠した?まず知っておきたい基礎知識
続いて、事前に把握しておきたい基礎知識を整理していきます。
- 基礎体温と女性ホルモンの関係
- 基礎体温が低くても妊娠できるケース
- 基礎体温だけで妊娠のしやすさは判断できない
それぞれ順番に見ていきましょう。
基礎体温と女性ホルモンの関係
基礎体温は、2種類の女性ホルモンの分泌リズムによって変化します。
| 時期 | 主に働くホルモン | 体温の特徴 |
|---|---|---|
| 低温期(卵胞期) | エストロゲン | 体温が低めに保たれる |
| 高温期(黄体期) | プロゲステロン | 体温が約0.3〜0.5℃上昇する |

排卵が起こると、卵巣にできた黄体からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され、その作用で基礎体温が上昇します。つまり基礎体温の二相変化は、排卵が起こった「結果」を映し出すバロメーターのようなものです。
逆に言えば、体温そのものが低くても、低温期から高温期への切り替わりが確認できていれば、ホルモンが働いて排卵が起こっているサインと考えられます。
基礎体温が低くても妊娠できるケース
基礎体温が低いと「妊娠しにくいのでは」と思われがちですが、低いからといって妊娠が難しいとは言い切れません。
具体的には、以下のような場合は基礎体温が低めでも妊娠の可能性があります。
- 低温期と高温期の二相に分かれている
- 排卵が確認できている
- 高温期が一定期間(目安として12〜14日)続いている
- 体温は低めでも、低温期と高温期の差がついている
体温の上がり方には個人差があるため、高温期の体温の高さや上昇スピードよりも、排卵後に低温期と高温期の二相性がみられ、排卵が起こっているかどうかが大切です。
基礎体温だけで妊娠のしやすさは判断できない
基礎体温はあくまで目安の一つで、これだけで妊娠のしやすさや排卵の有無を確定できるものではありません。
基礎体温は、測定時間や睡眠の質、室温、前日の飲酒、体調などによって変動しやすいため、グラフがきれいな二相にならない場合でも、妊娠しにくいとすぐに判断しないようにしてください。
基礎体温が低いままのときに考えられる原因
「いつまで経っても基礎体温が低いまま」「高温期に入らない」と感じる場合、いくつかの原因が考えられます。
ここでは代表的な5つの原因を見ていきましょう。
- 排卵が正常に行われていない可能性
- 基礎体温の測定方法が間違っている
- ストレスや生活習慣の乱れが影響している
- 基礎体温グラフがガタガタになる原因
- もともと体温が低い体質の場合もある
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
排卵が正常に行われていない可能性
1つ目は「排卵が正常に行われていない可能性」です。
基礎体温が低温のまま高温期に移行しない場合、排卵が起こっていない(無排卵)可能性があります。
排卵がないとプロゲステロンが分泌されないため、体温が上昇せず、グラフがほぼ横ばいの一相性になる場合が多いです。また、月経のような出血があっても、無排卵月経というケースもあります。
無排卵月経とは
無排卵月経とは、生理のような出血があるのに排卵が起きていない状態です。妊娠には排卵が不可欠なため、この状態では自然妊娠できません。
基礎体温の測定方法が間違っている
2つ目は「基礎体温の測定方法が間違っている」です。
実は、基礎体温がずっと低い、あるいはグラフがガタガタになる原因は体の異常だけではなく、測定方法の誤りによって本来より低く表示されているケースも少なくありません。
例えば、朝起きてからトイレに行ったり体を起こしたりした後に測定すると体温が変化しやすくなるため、正確な基礎体温を記録しにくいと言われています。
また、基礎体温は婦人体温計を使って起床直後の安静な状態で舌の下に挟んで測る必要があり、脇の下で測ったり通常の体温計を使ったりすると正確に測定できない場合があります。
基礎体温を測る際は、毎日できるだけ同じ時間に起床し、目が覚めたら体を動かす前に測定するよう心がけましょう。測定条件をそろえることで、基礎体温の変化をより正確に把握しやすくなりますよ。
ストレスや生活習慣の乱れが影響している
3つ目は「ストレスや生活習慣の乱れが影響している」です。
過度なストレスや睡眠不足、不規則な生活が続くとホルモンバランスが乱れやすくなり、排卵のタイミングや基礎体温のリズムに影響を及ぼす場合があります。
また、強いストレスは自律神経の働きにも影響するため、血流や体温調節が乱れ高温期への移行が分かりにくくなったり、体温が不安定になったりするケースも考えられます。
妊活中は食事や運動だけでなく十分な休息や睡眠を確保し、心身への負担を溜め込み過ぎない生活を意識するようにしてください。
基礎体温グラフがガタガタになる原因
4つ目は「基礎体温グラフがガタガタになる原因」です。
基礎体温のグラフがギザギザしたり日によって大きく変動したりすると不安になるかもしれませんが、その原因は病気だけでなく日常生活のさまざまな要因が関係しています。
基礎体温のグラフがギザギザ・ガタガタになる主な原因は、以下の通りです。
- 測定する時間が毎日バラバラ
- 睡眠時間が極端に短い・不規則
- 測定前に動いてしまった
- 室温や寝具による体温変化
- 飲酒や体調不良の影響
ただし、多少の上下があっても全体として低温期と高温期の二相に分かれる傾向があれば過度に心配する必要はありません。基礎体温は、細かな数値よりも大まかな流れを確認するようにしましょう。
もともと体温が低い体質の場合もある
5つ目は「もともと体温が低い体質の場合もある」です。
基礎体温の数値には個人差があり、もともと平熱が低めの体質の方もいます。
低温期が36.0度未満、あるいは35度台が続く場合は低体温の可能性がありますが、低体温そのものが必ずしも妊娠を妨げるわけではありません。
低温期と高温期の差がついていれば、排卵は起こっていると考えられるでしょう。
なお、「低体温」は深部体温が低い状態、「冷え症」は手足など部分的に冷えを感じる状態で、両者は異なります。どちらも妊活中の体調管理では意識したいポイントのため、日頃から体を冷やさない工夫を取り入れることが大切です。


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基礎体温が下がると妊娠?今さら聞けない基礎体温の正しい測り方
基礎体温が「低いまま」「ガタガタ」に見える原因の多くは、実は測り方にあります。
ここでは正しい測定方法をおさらいしておきましょう。
- 毎朝同じ時間に目覚めたらすぐに測る
- 婦人体温計を舌の下に正しく挟む
- 測定中は話したり動いたりしない
- 基礎体温を正しく記録する
それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
毎朝同じ時間に目覚めたらすぐに測るのが基本
1つ目は「毎朝同じ時間に目覚めたらすぐに測るのが基本」です。
基礎体温は朝目覚めてすぐの安静な状態で測る必要があるため、起き上がったり歩いたりする前に布団の中で測定することが基本です。
なお、体を動かすと体温が変化してしまうので、婦人体温計は枕元に置いておき、毎日できるだけ同じ時間帯に横になったまま測るようにしましょう。
婦人体温計を舌の下に正しく挟んで測定する
2つ目は「婦人体温計を舌の下に正しく挟んで測定する」です。
基礎体温は0.01℃単位のわずかな変化を確認するため、一般的な体温計ではなく基礎体温の測定に対応した婦人体温計を使用する必要があります。
また、基礎体温は脇の下ではなく舌の裏側にある舌下で測定するので、測る場所を間違えないように注意しなければいけません。
測定する際は体温計の先端を舌の付け根付近に当てて口を閉じ、測定が終わるまで会話や体の動きを避けて安静な状態を保ちましょう。
測定中は話したり体を動かしたりしない
3つ目は「測定中は話したり体を動かしたりしない」です。
測定中に話したり起き上がったりすると体温が変化してしまうので、本来の基礎体温とは異なる数値が記録される可能性があります。
そのため、測定が終わるまでは口を閉じたまま安静を保ち、会話や体を動かす行動はできるだけ避けるようにしましょう。
もし測定前にトイレへ行ってしまったり体温計を落としてしまったりした場合は、無理に測定を続けるのではなく、その日の記録を休んでも問題ありません。
基礎体温を正しく記録するポイント
4つ目は「基礎体温を正しく記録するポイント」です。
測定した基礎体温は毎日記録して全体の流れを確認することが大切で、単日の数値に一喜一憂せず長期的な変化を見るようにしましょう。
最近は基礎体温を自動でグラフ化できるアプリも多く、体温に加えて生理やおりものの状態、体調の変化、性交のタイミングなども記録しておくと体のリズムを把握しやすくなります。
また、1日や2日測れない日があっても過度に気にする必要はありません。神経質になり過ぎず、無理のない範囲で気長に記録を続けるようにしてください。
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基礎体温下がっても妊娠?体に現れるかもしれない兆候
「基礎体温が低いままなのに、もしかして妊娠してる?」と感じることもあるかもしれません。
ここでは、妊娠した際に現れる場合がある兆候を紹介します。
- 微熱のような高温期が3週間以上続く
- おりものの変化や少量の出血(着床出血)が見られる
- 吐き気やだるさなど風邪に似た症状が出る
- 胸の張りや眠気が続く
それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
微熱のような高温期が3週間以上続く
1つ目は「微熱のような高温期が3週間以上続く」です。
妊娠が成立するとプロゲステロンの分泌が継続するため、本来であれば生理前に低下するはずの基礎体温が下がらず、高温期が維持される傾向があります。
一般的な高温期は12〜14日程度ですが、高温期が17日以上続いて生理が来ない場合は妊娠の可能性が高く、21日以上続く際はさらに妊娠の可能性が高いと考えられています。
おりものの変化や少量の出血(着床出血)が見られる
2つ目は「おりものの変化や少量の出血(着床出血)が見られる」です。
妊娠すると、エストロゲンの影響でおりものの量が増えたり、乳白色〜黄色っぽく変化したりする場合があります。
また、受精卵が着床する時期には、ピンク色や茶色のおりもののような少量の出血があるケースがあり、生理よりも早い時期に現れて量が少なく短期間で終わる点が特徴です。
吐き気やだるさなど風邪に似た症状が出る
3つ目は「吐き気やだるさなど風邪に似た症状が出る」です。
妊娠超初期にはホルモンバランスの変化によって吐き気やだるさ、微熱のような症状が現れる可能性があり、風邪と勘違いする方も少なくありません。
これらの症状はつわりの始まりとして現れる場合もありますが、症状の有無や強さには大きな個人差があり、ほとんど自覚症状がないまま妊娠に気付く方もいます。
また、妊娠の可能性がある時期は自己判断で市販薬を服用せず、まず妊娠検査薬や医療機関で確認を行い、薬の使用については医師や薬剤師に相談しましょう。
胸の張りや眠気が続く
4つ目は「胸の張りや眠気が続く」です。
妊娠超初期には胸の張りや乳首の敏感さ、強い眠気などが現れる場合があり、普段とは異なる体の変化として気付く方もいます。
一方で、これらの症状は生理前のPMS(月経前症候群)でもよく見られるので、症状だけで妊娠かどうかを判断するのは難しいでしょう。
そのため、一つ一つの症状にとらわれるのではなく、基礎体温の推移や生理の遅れなど複数のサインをあわせて確認するようにしてください。
基礎体温下がったけど妊娠・陽性?と思ったら確認すべきステップ
妊娠の兆候を感じたら、自己判断で思い込まず、正しい手順で確認することが大切です。
ここからは、妊娠したと思った際の確認すべきステップについて解説します。
- 最終月経から4週目以降に妊娠検査薬を使う
- 陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診する
それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ステップ①|最終月経から4週目以降に妊娠検査薬を使う
一般的な妊娠検査薬は、生理予定日の約1週間後(最終月経開始から4〜5週目以降)から使用できるものが多くなっています。
早すぎる時期に使うと、妊娠していても正しく反応が出ないケースがあるため、検査薬のパッケージに記載された使用時期を確認し、適切なタイミングで使いましょう。
高温期が続いて生理が来ない場合は、妊娠検査薬を試す目安になります。陰性でも生理が来ないときは、数日空けて再度試すか受診を検討してください。
ステップ②|陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診する
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合でも、それだけで正常な妊娠が確定するわけではないので、自己判断せず医療機関で確認を受けることが大切です。
子宮内に正常に着床しているかを確認するためにも、陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診し、必要な検査を受けるようにしましょう。
基礎体温が低いまま妊娠出来た人が妊活中にやったこと
基礎体温が低いままだと、妊娠しにくいのではないかと不安になる方も多いでしょう。しかし、実際には基礎体温が低めだった人や、高温期への移行がゆるやかだった人でも妊娠に至った事例はあります。
ここでは、基礎体温が低いまま妊娠できた人の体験談をもとに、妊活中に取り入れたい習慣や工夫を紹介します。
- 1日30分程度のウォーキング
- 湯船に浸かる習慣
- 白湯を飲む習慣
- 腹巻きや湯たんぽで体を冷やさない
- ストレスをため込まない
- 栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠
それぞれ見ていきましょう。
1日30分程度のウォーキングを取り入れる
1つ目は「1日30分程度のウォーキングを取り入れる」です。
適度な運動は全身の血流を促し、冷え対策や健康的な体づくりに役立つため、基礎体温が低いと感じる方は無理のない範囲で体を動かす習慣を取り入れてみると良いでしょう。
特にウォーキングは特別な道具が不要で始めやすく、下半身の筋肉を使うと血行が促進されるので、体を内側から温めるきっかけにもつながると考えられています。
毎日続ける必要はありませんが、1日30分程度を目安に取り組むと運動不足の解消にも役立ち、気分転換やストレス発散効果も期待できますよ。
湯船に浸かる習慣をつける
2つ目は「湯船に浸かる習慣をつける」です。
シャワーだけで済ませる生活が続くと体が十分に温まりにくいため、基礎体温が気になる方は湯船に浸かる習慣を意識してみるのがおすすめです。
38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かると全身がじんわり温まりやすくなり、血行を促しながらリラックスしやすい状態へ導いてくれます。
白湯を飲む習慣を作る
3つ目は「白湯を飲む習慣を作る」です。
朝起きた直後や日中に白湯を飲む習慣を取り入れると、冷たい飲み物ばかりを摂取する場合に比べて体を内側から温めやすくなります。
特に冷房の効いた室内で過ごす時間が長い方は体が冷えやすいため、水分補給の際に温かい飲み物を選ぶだけでも生活習慣を見直すきっかけになるでしょう。
また、カフェインの摂り過ぎは睡眠に影響する可能性もあるので、白湯のほかにもノンカフェインのお茶などを活用しながら水分補給を行うのがおすすめです。
腹巻きや湯たんぽで体を冷やさない
4つ目は「腹巻きや湯たんぽで体を冷やさない」です。
お腹や腰回りが冷えると不快感につながる場合もあるため、日頃から体を冷やさない工夫を意識しながら過ごすことが大切です。
腹巻きや湯たんぽ、厚手の靴下などを活用して下半身を温めれば、寒い季節だけでなく冷房による冷え対策にも役立つでしょう。
特に夏場は冷房の影響で知らないうちに体が冷えているときもあるので、室温や服装を調整しながら快適に過ごせる環境づくりを心がけてください。
ストレスをため込まない
5つ目は「ストレスをため込まない」です。
強いストレスが続くと自律神経やホルモンバランスに影響を及ぼす場合があり、基礎体温のリズムが乱れる要因の一つになると考えられています。
妊活中は結果が気になって不安を抱えやすくなるので、趣味や運動、十分な休息など自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくと良いでしょう。
また、「早く妊娠しなければ」と自分を追い込み過ぎると心身の負担が大きくなるため、適度に息抜きを取り入れながら妊活に向き合ってください。
栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がける
6つ目は「栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がける」です。
妊活中も栄養バランスを意識しながら規則正しい生活を送ることが大切です。特にたんぱく質や鉄分、ビタミン類などを偏りなく摂取しながら、夜更かしを避けて十分な睡眠時間を確保するよう心がけましょう。
また、厚生労働省は妊娠を希望する女性に対して妊娠前からの葉酸摂取を推奨しているため、食事だけで不足しやすい場合は葉酸サプリの活用も検討してみてください。
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ずっと低温期でも妊娠した?病院を受診した方が良いケース
セルフケアを続けても基礎体温が改善しない場合や、妊娠に至らない方は、早めに医療機関を受診することも大切な選択肢です。
ここでは受診を検討したいケースを紹介します。
- 排卵しているか分からない場合
- 生理不順が続いている場合
- 妊活を続けても妊娠しない場合
それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
排卵しているか分からない場合
1つ目は「排卵しているか分からない場合」です。
基礎体温を記録していても低温期と高温期の二相に分かれず、低い体温が続いている場合は、排卵が正常に起こっていない可能性があります。
排卵がなければ自然妊娠は難しくなるため、自己判断で様子を見るのではなく、婦人科で超音波検査やホルモン検査を受けて確認してもらうようにしましょう。
排卵の有無やホルモン状態が分かれば原因に応じた治療やアドバイスを受けられるので、不安が解消されますよ。
生理不順が続いている場合
2つ目は「生理不順が続いている場合」です。
月経周期が毎回大きく変わる、極端に長いまたは短い状態が続いている場合は、ホルモンバランスの乱れが関係している可能性があります。
特に基礎体温が安定しない状態と生理不順が重なっている際は、排卵障害や黄体機能の低下などが隠れているケースもあるため注意が必要です。
妊活を続けても妊娠しない場合
3つ目は「妊活を続けても妊娠しない場合」です。
タイミング法などで妊活を続けているにもかかわらず妊娠に至らない場合は、一度専門医へ相談して原因を確認するのをおすすめします。
一般的には避妊をせずに1年間妊娠しないときに不妊検査が勧められますが、年齢や体調によってはそれより早い段階での受診が望ましいケースもあります。
基礎体温だけでは分からない要因が見つかる場合もあるため、「まだ大丈夫」と先延ばしにせず、不安があれば早めに相談してみてください。
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生理予定日に体温低下で妊娠していた体験談に関するよくある質問
基礎体温が低いままでも妊娠できた体験談【まとめ】
基礎体温が低いままでも、低温期と高温期の差がついていて排卵が起こっていれば、妊娠は十分に可能です。実際に、高温期が短かった人・グラフがガタガタだった人・低体温体質だった人でも妊娠できた体験談は数多くあります。
また、基礎体温の数値やグラフの形には個人差があるため、「理想的なグラフではないから妊娠できない」と考える必要はありません。
大切なのは基礎体温の細かな数値に振り回されず、低温期と高温期の変化から体のリズムを把握しながら、温活や栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス対策を続ける意識です。
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